地下街の照明は全体を少しでも明るくする事を目的に計画されることが多いと思います。この地下街の照明は、必要な場所を明るくという考えを取り入れております。結果的にレトロ感のある地下街になっております。
災害等で停電になっても1時間以上の最低限の明るさ確保を鉛蓄電池(安価・安全)を用い実現しております。
LED照明はその利用方法において大きな可能性を含んでいると思います。
企画:(株)里環境企画
調光ユニット:(株)ブルーマウステクノロジー
アプリケーション:(株)テラソリューション
システムに関する問い合わせ先
(株)テラソリューション
MAIL:
TEL:0172-27-2705(担当:成田・佐藤)
この地域密着型特別養護老人ホーム“素心苑”は、青森県五戸町にあります。
「和の家」をイメージした木造平屋建ての建築面積約500坪の施設です。
運営方針
穏やかにゆっくり暮らす
もう一つの家庭をめざして
「ともに暮らし ともに生きる」
入居する前の暮らしの継続と「普通の家」の「普通の暮らし」をコンセプトにしていますので、 管理棟は5000k(昼白色)、入居棟は3000k(電球色)の照明を主に使用しております。 当初計画では10,343wの消費電力計画でしたが、当社がコンサルに入り8,893wまで図画上削減しました。
OZUPLCシステムを現場に納入する時、殆どの照明器具を初期値(その照明器具が点灯する最低に近い値)に設定し納入しました。 約1ケ月後取扱説明時に現場に行った時に、職員立ち合いの元第1回目の明かりの調節設定(調光)を行いました。 その時職員さんからは殆どの場所で初期値のままで良いとの希望がありました。その明るさは職員さん達が自ら決めた明るさです。 その時は、その値で設定し、約3週間後(施設の運営が本格的に始まって10日目)再度設定に行きました。 その時、以前訪問した時に運営してみてどの位の明るさがちょうど良いか、OZUスイッチで確認する様お願いしてきました。 OZUスイッチの暗い方から何段階目の明るさがちょうど良いかを確認して頂いたのです。 その値でルックスを確認しながら、再々設定をおこないました。但し、医務室等は職員さんの希望より明るく設定しました(500ルックス以上)。 その時決めた明るさの消費電力合計は3,469wでした。つまり6,874w減、当初計画より約1/3の節電になっております。 これはこの施設で働く職員さんの節電意識の高さが大きく作用しております。
この施設を運営されている方は、東北大震災で1週間以上停電し大変苦労されたそうです。 蓄電池の採用も検討されたようですが約2千万円かかると言われたそうです。 OZUPLCシステムを導入する事により約百万円の発電機とOZUPLC約5百万円計約6百万円、蓄電池の30%の金額で済みました。 ランニングコストが1/3になっていますので大部分の金額の回収が可能です。大変お得になっております。