愛知県名古屋市 伏見地下街

緊急時調光

伏見地下街は50年以上の歴史があり、設備の老朽化も進んでいます。

万が一火災等が発生した場合通路の照明を必要最小限の明かりで点灯させ、出口付近の照明を点滅させる事で避難誘導を行います。

停電時調光

地震等で停電が発生した場合、各店頭の照明を1灯点灯させ、店の後片付けをして避難出来る様考えております。1時間以上点灯しております。

又通路の照明は消灯されますが、約5m毎に店頭の照明が点灯しておりますので、避難時の明るさも十分確保されております。

ウェーブ調光

専用のアプリケーションにて制御可能です。指定した場所から場所まで点灯/消灯設定が可能。時間間隔も細かく設定できます。

光の流れによる人の誘導も可能です。イベント等でも使用できたらと思います。

通常調光

専用のアプリケーションにて制御可能です。照明器具毎に調光が可能になっており、10段階で調光が可能、スイッチにて点灯した際の初期点灯調光値も設定が可能です。

初期点灯調光値は一度設定していただくとアプリケーションにて変更するまで記憶されております。

現在:70%節電で運用しています。

 

蓄電池

蓄電池のセットとしてはコンパクトに収まっています。このセットを3セットで約250mの地下街の停電時の対応をします。各店舗前1台の照明器具が1時間以上点灯しております。尚、蓄電池70A/台です。

W1100×H750×D250(mm)

※分電盤BOX前のタイル幅は450mmです。

Concept

地下街の照明は全体を少しでも明るくする事を目的に計画されることが多いと思います。この地下街の照明は、必要な場所を明るくという考えを取り入れております。結果的にレトロ感のある地下街になっております。

災害等で停電になっても1時間以上の最低限の明るさ確保を鉛蓄電池(安価・安全)を用い実現しております。

LED照明はその利用方法において大きな可能性を含んでいると思います。

 

企画・開発

企画:(株)里環境企画
調光ユニット:(株)ブルーマウステクノロジー
アプリケーション:(株)テラソリューション

システムに関する問い合わせ先
(株)テラソリューション
MAIL:
TEL:0172-27-2705(担当:成田・佐藤)

青森県五戸町 素心苑

リビング付近の照明

リビングの天井照明(ダウンライト)・キッチンカウンターの天井照明(ダウンライト)及び廊下の壁照明(ブラケット)を一斉に調光しております。

ダウンライトとブラケットの照明器具の調光方法が違っても、一斉又はグループ別そして個々の調光も可能です。ダウンライトは連続調光100―5%位相制御となっておりますので消灯する事は出来ません(一般的な壁スイッチで消灯する事になります)が、ブラケットに入っている直管型LEDは消灯までの調光が可能です。

OZUスイッチによる調光

OZUスイッチによる調光を行っています。アプリケーションで設定された照明を壁付きのOZUスイッチにより調光する事も可能です。

OZUスイッチは壁付にした0ZUPLC専用の調光スイッチです。増光・入切・減光の3つのスイッチがついています。

多目的ホールの照明

吹き抜け部分のブラケット照明と、天井部分のダウンライトが一斉に調光動作を行っておりますが、これも個別調光が可能です。又、時間帯別による照度設定もできます。

居室の照明

普段はこの照明器具の点灯する最低の電流11wで点灯させております。必要に応じてOZUスイッチで増光して使用しております。エッジライト式全面発光パネルを使用していますので、普通のLEDシーリングライトより寝ていて照明が目に入っても眩しく感じません。

Concept

この地域密着型特別養護老人ホーム“素心苑”は、青森県五戸町にあります。

  • 特別養護老人ホーム定員29名
  • ショートステイ定員10名

「和の家」をイメージした木造平屋建ての建築面積約500坪の施設です。

運営方針
穏やかにゆっくり暮らす
もう一つの家庭をめざして
「ともに暮らし ともに生きる」

入居する前の暮らしの継続と「普通の家」の「普通の暮らし」をコンセプトにしていますので、 管理棟は5000k(昼白色)、入居棟は3000k(電球色)の照明を主に使用しております。 当初計画では10,343wの消費電力計画でしたが、当社がコンサルに入り8,893wまで図画上削減しました。

OZUPLCシステムを現場に納入する時、殆どの照明器具を初期値(その照明器具が点灯する最低に近い値)に設定し納入しました。 約1ケ月後取扱説明時に現場に行った時に、職員立ち合いの元第1回目の明かりの調節設定(調光)を行いました。 その時職員さんからは殆どの場所で初期値のままで良いとの希望がありました。その明るさは職員さん達が自ら決めた明るさです。 その時は、その値で設定し、約3週間後(施設の運営が本格的に始まって10日目)再度設定に行きました。 その時、以前訪問した時に運営してみてどの位の明るさがちょうど良いか、OZUスイッチで確認する様お願いしてきました。 OZUスイッチの暗い方から何段階目の明るさがちょうど良いかを確認して頂いたのです。 その値でルックスを確認しながら、再々設定をおこないました。但し、医務室等は職員さんの希望より明るく設定しました(500ルックス以上)。 その時決めた明るさの消費電力合計は3,469wでした。つまり6,874w減、当初計画より約1/3の節電になっております。 これはこの施設で働く職員さんの節電意識の高さが大きく作用しております。

この施設を運営されている方は、東北大震災で1週間以上停電し大変苦労されたそうです。 蓄電池の採用も検討されたようですが約2千万円かかると言われたそうです。 OZUPLCシステムを導入する事により約百万円の発電機とOZUPLC約5百万円計約6百万円、蓄電池の30%の金額で済みました。 ランニングコストが1/3になっていますので大部分の金額の回収が可能です。大変お得になっております。